ずっと生演奏で聴きたかったホルスト作曲:組曲「惑星」。
しかもパイプオルガンと合唱付の完璧な大構成。
LP やCDで針やレーザーが駄目になるほどカラヤンやマゼールのアルバム(1981年録音)を何十年も聴いていた。
札響公演のプログラムは期待に応える演奏だった。
<札響HPより引用>
大編成のコントラバスのピチカート。
鳴り続けるティンパニ、チューブラーベル。
大編成に負けない鮮やかなタンバリン。
星の瞬きのようなツインハープ。
波動のオルガン。
漆黒の空間に消えゆく女性コーラス。
KITARAは音の分解能が抜群にいいのでfffでも一つ一つ音が聴こえた。
夕方からの公演だったのでpppではお腹が鳴りそうなのを堪えた…笑。
ただ木星の大赤斑や土星の輪は見えなかった。
聴きたい曲がまだたくさんあるので時々定期演奏会をチェック。
次はストラヴィンスキーかラフマニノフあたり…。
P.S.札響で惑星全曲を演奏するのは20年ぶりだったそうです。
おまけ:今年で20年の役目を終える探査衛星カッシーニが撮影した土星の輪越しに見える地球。
地球との距離は光で80分。